傍観者

2002年12月17日
いつも、思うのだけど。
わたしは傍観者だ。

目の前で、誰かが悲しい目に合い、
誰かが深く傷ついているのに、
手を差し伸べられない。

どころか、思いっきり突き飛ばしたりする。
あ、それは傍観者じゃないか。

卑怯者なんだろう。
自分が傷つきたくないから、
手も差し伸べないし、
自分がら遠くへ離そうとするんだろう。

わたしは
何も守らない。
誰も大切じゃない。
そうなんじゃないか、と思う。

考えてるのは自分の保身だけで、
ただ波風たたず、
いつでも日向の縁側に座って、
目の前の雨や風を見ているだけでいたいと
そう思っているんだ。

縁台に登ってくるいやな虫は見てみぬふりをする。殺虫剤で殺したりもする。
雷は遠くで鳴っているんだと思う。
自分の上に落ちるまでは。

さいてーだ。
なんでこんなことになってしまったんだろう。
そう思う自分も最低だ。
だって、もう30になるんだよ。
もうオトナなんだよ。


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